用途
工場建屋内空調システム
使用条件
稼働時間:約10時間/日
納入機器
スポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR®大風量仕様(単体設置型)」 RPA-AP281UHY×24台
工場内の空調設備としてスポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR®大風量仕様 (単体設置型)」を採用
導入背景
スポットクーラーやその他の暑熱対策では近年の夏季の猛暑には対応できず作業環境改善のために空調設備の導入が喫緊の課題
課題
- 生産設備の機械熱や多数使用しているスポットクーラーの排熱によりスポットクーラーが当たっている場所以外の温度が高く、近年の気象状況も鑑み労働環境改善に向けた設備導入を検討。
要望
- 作業者や作業エリアに対して効率的に冷風を送ることが可能な空調設備を導入したい。
- レイアウト変更や限られたスペースへの設置等状況に応じて柔軟に対応可能な空調設備を導入したい。
改善手法
スポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR® (単体設置型)」の導入により労働環境改善が可能な空調設備をご提案
運用提案
- 生産工程内の必要なエリアを効率的に空調可能な 「スポット空調」をご提案。
- 運転管理は個別リモコンによる個別運転制御で必要に応じた運用が可能な空調設備をご提案。
施工提案
- 設置場所の制限を受けにくく、必要個所に柔軟な設置が可能な施工性の高い空調設備をご提案。
- レイアウト変更時にも柔軟な対応が可能な空調設備をご提案。
実施内容
必要な個所にフレキシブルな設置で快適環境の創出を実現
導入効果
スポット・ゾーン空調システム 「FLEXAIR® (単体設置型)」の大風量仕様を採用することにより大幅な労働環境改善を実現
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1
柔軟な設置が可能な単体設置型のため、必要な個所に効率的な空調設備を実現
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2
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3
空調設備の導入により製造設備の周辺環境高温化による運転停止リスク回避を実現
お客様の声
当社彦根工場は昭和43年に操業を開始し、今年で51年目を迎えております。今回空調設備を導入した工場棟では製造設備の機械熱と年々増えていったスポットクーラーの排熱により、スポットクーラーが当たっているところ以外は非常に高温となっておりました。また、熱中症対策としてスポーツドリンクやお茶など飲料の配布やスプリンクラーによる散水等を行っておりましたが、近年の夏季の猛暑では大変厳しい状況で早急に対策を施す必要があり、種々検討を進めてまいりました。その中で東芝キヤリアの「FLEXAIR®」をご提案いただき、津山工場にうかがって実機を確認しました。しかし、実際に設置導入するまでは狙った通りの環境改善に向けた能力があるのか多少心配はあったのですが、導入後はスポット空調として狙ったエリアだけでなく工場全体としても温度が下がり、期待以上の暑熱対策を実現することができました。またスポットクーラーを全台全開で使用していた状況を考えると電力使用量も同等かむしろ下がる見込みで、省エネの観点からも非常に良かったと思います。