用途
文化ホール内空調用熱源、研修棟用空調設備
納入機器
- 「ユニバーサルスマートX HEATEDGE32」 RUA-GP511FMC×1台 RUA-GP511H×2台
- 「スーパーマルチu® 暖太郎」 MMY-UP7751HN×1台 MMY-MUP3351HN×1台 MMY-UP4501HN×1台
- 天井カセット形 MMU-UP451H×10台 MMU-UP711WH×3台
- 天井埋込み形 MMD-UP561H×4台 MMD-UP711H×3台 MMD-UP901H×2台 RUHA11231MU×1セット
- 「スーパーパワーエコ 暖太郎」 RUHA08031MU×1セット RUHA11231MU×1セット
メインホール内の空調用熱源として「ユニバーサルスマートX HEATEDGE32」を研修棟の空調設備として「スーパーマルチu® 暖太郎」、「スーパーパワーエコ 暖太郎」を採用
導入背景
文化ホールの耐震工事と合わせて故障した空調用熱源機の更新を検討
あわせて近年の気候状況に合わせて研修棟への空調設備導入を検討
課題
- 設置から約30年経過したホール用空調熱源機の灯油焚冷温水発生器が故障を繰り返していたが、基幹部分が壊れてしまったため、建物の耐震工事と同時に空調用熱源の設備更新を検討。
- 研修棟には元々暖房設備のみで冷房設備はなかったが、近年の夏季の猛暑など、気候変化に対応した施設運用の面から空調設備の更新を検討。
要望
- 寒冷地においても能力的に問題のない設備を導入したい。
- 省エネ運転が可能な設備を導入したい。
更新前の心配点
- 寒冷地において電気式の熱源機で能力的に問題ないか、また、電気代が大幅に上がらないか心配。
改善手法
「ユニバーサルスマートX HEATEDGE32」、「スーパーマルチu® 暖太郎」、「スーパーパワーエコ 暖太郎」の導入により寒冷地でも安定した運用が可能な空調システムをご提案
省エネ提案
- インバーター制御による負荷変動に応じたキメ細かい運転制御による高効率運転が可能な空調システムをご提案。
運用提案
- 寒冷地仕様により冬季でも安定した運転が可能な空調システムをご提案。
- 電気による空冷ヒートポンプ式への熱源転換で設備メンテナンスの手間とコスト削減が可能な空調システムをご提案。
リスク分散提案
- 万が一の故障時にもモジュールごとのバックアップ運転が可能なためリスク分散可能な熱源システムをご提案。
実施内容
用途に合わせた最適な機器を選定し効率的な設置を実現
導入効果
エネルギー転換による空調設備更新で安全性が高く環境性にも優れた空調システムを実現
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1
空調設備の更新により施設利用者様に安心して利用いただける快適な環境の創出を実現
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2
熱源更新でリスク分散された熱源機による空調運転により安定した施設運用を実現
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3
保守・メンテナンスの手間が少なく容易な運用が可能な空調システムを実現
お客様の声
当施設は平成2年5月にオープンいたしました。設置から30年以上経過した文化ホールの空調設備は灯油焚吸収式冷温水発生器で、故障箇所を修理しながら使用しておりましたが、ついに液漏れするなど大きく壊れてしまい、修理にも大きなコストがかかってしまうため、建物の耐震工事に合わせて空調設備の更新を検討いたしました。研修棟の方もオープン時から冷房設備はなかったのですが、近年の気候変化により導入を検討しました。検討に際しては、CO2が削減できるシステムを念頭に、省エネ性も考慮して検討しており、近隣の町に「ユニバーサルスマートX」が導入されている施設がありましたので、見学をさせていただきました。お話も聞いて寒冷地で電気式でも暖房能力に問題ないと判断し採用することにしました。設備更新後、一番違いを感じるのは湿度です。夏季の音楽祭でもご利用者様に喜んでいただき非常に嬉しかったです。あと、舞台袖にも空調システムのコントローラーを設置いただいたこともご利用者様の評判がとても良く助かっております。今後もご利用者様に安心して快適にご利用していただけるよう運用していきたいと思います。