用途
工場建屋内空調設備
使用条件
稼働時間:約9時間/日
納入機器
スポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR®(単体設置型)オートフラップタイプ」 RPA-UP282UHYG×24台 ROP-MAP2242HC×3台
工場内の空調設備としてスポット・ゾーン空調システム「FLEXAIR®(単体設置型)オートフラップタイプ」を採用
導入背景
既設のダクトタイプ空調機が経年劣化により故障が頻発
あわせて能力不足のため労働環境改善のための空調設備更新が課題
課題
- 既設のダクトタイプ空調機は運転制御が一括であるため、必要に応じた運転管理ができない。
また、室内ユニット本体からの距離によって吹出温度にムラがあり、均一な環境が創出できていない。
- 経年劣化による設備の老朽化で故障やガス漏れ等が発生し、修理やメンテナンスのコストが大きくなってきていたため設備更新を検討。
要望
- 必要な場所ごとに運転制御が可能な空調設備を導入したい。
- 天井クレーン等があるため状況に応じて柔軟に設置対応が可能な空調設備を導入したい。
改善手法
必要なエリアに個別運転可能で設置場所に制約があっても設置可能な空調設備をご提案
運用提案
- 生産工程内の必要なエリアを効率的に空調可能な「スポット空調」をご提案。
- 運転管理は個別リモコンによる個別運転制御で必要に応じた省エネ運転が可能な空調設備をご提案。
- オートスイング機能により用途に応じた運転が可能な空調設備をご提案。
施工提案
- 設置場所の制限を受けにくく、必要個所に柔軟な設置が可能な施工性の高い空調設備をご提案。
実施内容
必要な場所に状況に合わせた柔軟な設置で快適環境の創出を実現
導入効果
必要に応じた運用が可能なため作業環境の改善と保守メンテナンスの費用抑制を実現
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1
室内ユニットの個別制御が可能で作業していないエリアの運転停止が可能に!ランニングコスト抑制に貢献
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2
柔軟な設置が可能な単体設置型のため天井クレーンの制約もクリア
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3
労働環境の大幅な改善を実現しつつ保守メンテナンスにかかる費用も抑制
お客様の声
当社、栃木工場は竣工から約35年を経ております。空調設備の更新については5年位前からメンテナンスのコストや手間が高まってきておりましたので、方針を決めるためにいろいろと調べておりました。各メーカーの空調機を調べたり、時には大型ビニールハウスの農家さんにお伺いしてお話を聞いたりもしました。そんな中で宇都宮空調さんとのお打ち合わせの機会がありまして、既設のダクトタイプのスポットクーラーだと配管距離によって吹き出しの温度差があり場所によって効き方が異なったり、運転制御が一括のため必要ないところにも送風している場合があるなどのご相談をしたところ、「FLEXAIR®」をご提案いただきました。単体で温度設定も可能で風向などいろいろな調整も個別に可能であることと、運転制御も個別に実施できるのでまさに求めていた形でしたので採用いたしました。あと、当工場の天井部には天井クレーンや電気配線等があり空調設置の制約があるのですが、そういった部分にも柔軟に対応可能だというのが大きかったですね。おかげさまで工場内の労働環境は改善されましたので今後は、使い方など運用方法をきちんと見極めながら、環境を維持しつつ省エネも実現していきたいと思います。