FEATURE
データセンターに特化した
モジュールチラー
USX for Data Centerの特徴
多様化するデータセンター需要にチラーが最適な理由
ドライクーラーではなく、
なぜチラーが選ばれるのか?
近年、国内のデータセンター市場では、大規模施設の新設が進む一方で、都市部や地方における小規模・分散型データセンターの整備も拡大しており、求められる容量や運用形態は多様化しています。こうした環境下では、単体でも使用可能でありながら、複数台を組み合わせることで柔軟に容量拡張ができるモジュール型チラーが適しています。
さらにデータセンター特有の課題として、将来のGPU構成変化による負荷変動や、空冷・液冷が混在する複雑な冷却ニーズ、限られた設置スペースへの対応が挙げられます。これらに対し、データセンター用途に特化したチラーを採用することで、安定した冷却性能と柔軟なシステム構成を実現し、長期的な運用に適した冷却基盤を構築することが可能となります。

FEATURE 01
超高速容量回復
復電後の超高速立上げにより、
ストレージタンクの
サイズとコストを低減
停電から復旧した際、速やかに冷水が供給できるように、停電起動復帰後の立上げ時間(復電後の容量100%到達時間)を大幅に短縮しました。従来DCモデルでは4分5秒かかっていた立上げ時間を、新DCモデルでは2分30秒(70HP)へと短縮しています。さらに、60馬力モデル(オプション)においては、1分57秒という超高速立上げを実現しました。熱源機が停止している時間を短縮できるため、緊急時に必要となるストレージタンクのサイズ低減(70馬力(HP)相当の試算例で約907L削減)が見込め、設置面積およびイニシャルコストの低減に大きく寄与します。
※1.高速立上げで運転容量100%に到達するには、十分な流量と負荷があり、かつ水温制御等が介入しない条件が必要で、再起動時の負荷状況によっては100%に到達しない場合があります。
※2.熱源機が停止している間、ストレージタンクの冷水が必要となる為、停止時間が短縮されると、ストレージタンクのサイズ低減が見込めます。
【例】70馬力相当:200kW ΔT=5℃ 流量 573L/minの場合 従来DCモデル(4分5秒=245秒):573(L/min)×245/60(min)=2,340L
新DCモデル(2分30秒=150秒):573(L/min)×150/60(min)=1,433L 907L(2,340L-1,433L)削減が見込めます。
FEATURE 02
送水温度15℃以上の
COP大幅改善
ロータリー圧縮機運転範囲の
拡大により、
送水温度15℃以上の
COPを大幅改善
データセンター冷却システムで多用される送水温度15℃以上の領域において、ロータリー圧縮機の運転範囲の拡大と冷凍サイクル制御の見直しを行いました。これにより、省エネ性能の向上とPUE低減を実現しています。従来モデルと比較して、送水温度25℃の条件で約54%、30℃の条件で約92%のCOP改善を達成しました。補助金要件となる厳しいPUE目標のクリアにも貢献します。

FEATURE 03
THDi<5%達成により、
システム動作安定化に寄与
PWMコンバーターの標準搭載でTHDi<5%と力率99%を実現
PWMコンバーターを標準搭載することで、第5次高調波を90%低減し、定格運転時のTHDi(総合高調波歪み率)<5%を実現しました。これにより、自家発電機容量や受電設備容量の低減や高調波電流がもたらす様々な問題の解消に貢献します。また、力率99%を実現したことで負荷電流が少なくなり、電力損失の低減や電力基本料金の割引メリットが期待できます。さらには電源トランスや配線など、電気設備容量のサイズダウンが可能です。


SPECIFICATION
製品仕様
| 馬力(HP) | 冷却能力(kW) | 電源(V) | 超高速容量回復 | COP(送水温度25℃) | THDi<5% |
|---|---|---|---|---|---|
| 60 | 180 | 200/400 | 1分57秒 | 6.52 | ○ |
| 70 | 200 | 200/400 | 2分30秒 | 6.38 | ○ |
